肋骨を引き締めて美姿勢へ!!呼吸を意識しよう!!

リガッツつくばの栗島です。

実は呼吸や姿勢に深く関わっている「肋骨」!!

開いてしまった肋骨を締めることで姿勢が改善され、スタイルアップも期待できます。

肋骨は息を吸うと開き、吐く時に元の位置に戻る可動性の高い部位。ところが、さまざまな要因で肋骨の動きが悪くなると、呼吸が浅くなったり、ボディラインの崩れにつながります。

肋骨を締め、本来の機能を取り戻すことによって、美容、健康面ともにプラスの効果が期待できます。

今回は肋骨が開くデメリット・肋骨を締めるメリット・呼吸について簡単にではありますが投稿させていただきます。

目次

肋骨が開くデメリット

肋骨の動きが悪くなると横隔膜の動きが悪くなってしまいます。

・ウエストが太く見える

・ 肺に取り込む酸素の量が減る。

・代謝低下、また、全身の血の巡りが悪くなる、

・眠りが浅くなり、疲れが取れにくくなる。

・冷え・むくみ・肩こりといった原因にもなる

逆にとらえれば、呼吸がしっかりできて、肋骨がしっかり閉じていれば、ウエストもキレイにくびれて見え体質改善にもなるということです!

肋骨が開いた状態を「リブフレア」といい、正常時の肋骨下側の角度は通常70〜90度です。横から見た時にお腹と肋骨が同じラインくらいが目安で、この角度が90度を超えて開き、肋骨が過度に飛び出した状態が「リブフレア」です。

肋骨が開く原因としては、次のようなことが考えられます。

姿勢の悪さ

長時間のデスクワークなどで猫背の姿勢が常態化すると、肩甲骨が引き上げられて頭が前につき出し、鎖骨と肋骨の位置が落ちる=胸が常に下向きの状態になります。

これによって肋骨の位置も下がり、動きづらい状態になります。

反り腰・スウェイバック

猫背を無理に正そうとすると、動かしやすい背中や腰椎で代償しようとするため反り腰やスウェイバック(骨盤が前に突き出た姿勢)につながります。

いずれも肋骨が前に押し出される形になり、広がりやすくなります。

呼吸が浅い

姿勢が悪いと腹部が圧迫されて腹式呼吸がしづらくなり、胸の前で浅く呼吸するように。

息をしっかりと吐ききれないまま浅い呼吸を繰り返すことによって肋骨が開いていき、動きもさらに悪くなります。

肋骨を締めるメリット

肋骨を締めることは体幹の安定にも寄与します。

体幹が安定することで、運動時のパフォーマンスが向上し、怪我の予防にもなります。

スポーツをする方や日常生活での動作をよりスムーズに行いたい方にとって体幹の安定は欠かせません。

美容面でも効果があります。

肋骨が正しい位置にあることで、ウエストラインが引き締まり、全体的にスリムで美しいボディラインを保つことができます。

特に女性にとっては、肋骨を締めることで理想的なプロポーションを実現する手助けとなります(^^)

姿勢の改善

肋骨は本来ラグビーボールのような先がすぼまった形をしていますが、それが開きっぱなしになると寸胴体型に…!本来の形状を取り戻すことでウエストが引き締まり、くびれが生まれます。

肋骨を正しい位置に保つことで、背骨が自然なカーブを保ち、肩こりや腰痛の予防や軽減に繋がります。

呼吸が整い、巡りのよい体に

“呼吸筋”と呼ばれる横隔膜の筋力が向上し、腹式呼吸がしやすくなります。

深い呼吸で体内に多くの酸素を取り込めるようになれば血流がスムーズになり、冷えや便秘改善にも役立ちます。

ウエストの引き締め

肋骨を締めることで、ぽっこりお腹が引き締まってウエストが細くなります。

呼吸に関わる筋肉の機能も高まるので、お腹の動きもよくなり便秘解消の効果が期待できますし、呼吸筋が強化されることで、リラックス効果も得られます。

胸式呼吸などの呼吸法で肋骨を動かす

肋骨を締めるには、胸式呼吸などの呼吸法で肋骨を動かすことが効果的です。

肋骨を締める呼吸は、胸式呼吸で息を吸ってから口から息を吐きながら肋骨を締める呼吸法です。

肋骨を締めることで、次のような効果が期待できます。

・横隔膜が働き、深い呼吸ができるようになる

・自律神経のバランスが整う

・体幹が安定し、運動時のパフォーマンスが向上する

・怪我の予防になる

肋骨を締める呼吸法を行うには、次の手順に従います。

①鼻から息を吸って肋骨を大きく横に広げる

②口から細く長く息を吐きながら肋骨を締める

③繰り返す

また、普段の呼吸時に少しだけ意識をすることで、肋骨締めの効果を高めることができます。

特に、しっかりと息を吐き切ることが大切です。

肋骨を締めるには、肋骨下部の動きを良くするエクササイズを行うことも有効です。

肋骨下部は腹斜筋・腹横筋によっても引き下げられるため、腹筋群をしっかり活性化させることも大切です。

横隔膜は単なる膜ではなく呼吸との関係が深く、身体を変えることのできる筋肉なのです。

まず横隔膜とは、みぞおちの高さにあり肋骨と腰椎に取り付けられており人体の胸腔と腹腔を仕切る、呼吸においてとても重要な役割を果たしています。

横隔膜は、吸気時に横隔膜が下がり収縮し呼気時に弛緩します。

その柔軟性は最大で10㎝も上下します。

横隔膜がうまく機能してくるとどんないいことがあるのか。

それは、以前にもお話した呼吸をすることで整う自律神経、睡眠の質向上、体感作り、体調の変化への気付き等…皆さんが思ってる以上に横隔膜は色んな働きをしてくれています。

まとめ

例えば、大きく呼吸し横隔膜にしなやかさが出てくると腹腔内圧が上がり消化管の機能も正常化し、自律神経が整い睡眠と覚醒の切り替えも上手になっていきます。

横隔膜がガチガチに固まり動きが悪くなっても呼吸はノンストップで続きます。

そこで登場するのが呼吸補助筋です。横隔膜の他に大胸筋・僧帽筋・胸鎖乳突筋・腹直筋などがあげられますが、これらが頑張りすぎると横隔膜の働きは悪くなり、身体の疲れを感じ始めます。

そんな身体にとって大事な役割を果たしてくれる呼吸筋を使わないなんて勿体無くないですか?

呼吸を意識した生活、運動を取り入れて是非、今日から実践し、季節の変わり目や、寒暖差に負けない身体作りをしていきましょう!!

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