美しい身体を作るには!?呼吸と姿勢の関係について!

リガッツつくばの栗島です。

本日は呼吸と姿勢(反り腰)の関係についてお伝えします。

呼吸が浅いとどうなるの?

みなさん、最近、呼吸が浅くなっていませんか?

私たちの 1日の呼吸回数は およそ2万~2.5万回 / 日 です。

こんなにたくさん呼吸をしているのですが、当たり前過ぎて、なかなか意識しないと気づかないものです。

目次

呼吸が浅いとどうなる?

呼吸が浅いということは、血液中の酸素が不足し、全身が酸欠状態になることを意味します。

・疲れがとれにくい

・肩こりや腰痛が起こりやすい

・免疫力や集中力が低下する

・自律神経が乱れる

など、さまざまな悪影響を及ぼします。

呼吸と姿勢(反り腰)

呼吸は肋骨と横隔膜の動きから生み出されています。

しかし悪い姿勢などが原因で、動きが制限されてしまうと、十分に息が吸えない、吐けない状態になります。

横隔膜も筋肉です。十分に呼吸するためには、横隔膜は呼吸に合わせて上がる(リラックス)、下がる(収縮)を繰り返し、肋骨は開いたり閉じたりする必要があります。

反り腰は、骨盤が前側に大きく傾き、肋骨が飛び出るように開いてしまった状態です。(肋骨の下部が前側に開いてしまう)。

そうすると、横隔膜の動きと背中側の肋骨の動きが硬く悪くなり、呼吸も浅くなります。

また、お腹がポッコリと出ているように見え、内臓は下垂しウェストラインが崩れてしまうので、スタイルにも大きく影響します。

深い呼吸ができるように、骨盤しっかり起こす意識が大切です!!

骨盤から美しくです!!

反り腰とは

人間の背骨は、生理的弯曲と呼ばれ背骨が横から見るとS字のような形をしています。

そのため、もともと背中のあたりで後弯しており、腰のあたりで前弯しています。

反り腰になってしまっていると、骨盤が前に傾くことで腰のあたりの前弯が強くなっている状態になります。

よって、反り腰は腰椎だけの問題ではなく骨盤や太ももなどの影響を受けて引き起こされています。

骨盤が前へ傾くことで腰椎の前弯が強くなる(腰の反りが強くなる)

骨盤には、太ももの筋肉が付着しているため太ももの筋肉が弱くなったり、張りが強くなると影響を及ぼす。

反り腰になっているかセルフチェック!!

自分が反り腰かチェックすることが出来るのでやってみましょう。

膝を伸ばして仰向けで寝ます。この時の床と腰の隙間を確認してみて下さい。

その隙間で、手の平を入れてみて手の平が入るか入らないか隙間程度であれば正常になります。

それ以上に隙間が大きい場合は、そり腰の可能性が高くなります。

隙間に手の平を入れてみて、腰に手が当たらずに手が入ってしまうようなら反り腰でしょう。

また、立って行うことも出来ます。

壁に頭、背中、お尻をつけて立ってみて、壁と腰の隙間に手を入れます。同じように隙間を確認してみてください。仰向けの姿勢と立った姿勢で、反り腰かどうか確認してみて下さい。

反り腰を引き起こす原因

・腹筋が弱くなっている

・太ももの筋肉のバランスが乱れてる

・ヒールの高い靴を履く

反り腰は、基本的に腰の反りを強くする背部の筋肉が強く働くことで引き起こされます。

しかし、厳密に言うと反対のお腹の筋肉が弱くなっていることで背中の筋肉が過剰に働かなければならない状態になっているのです。

本来、背中の筋肉と腹筋の強さが1:1の強さで働いていることでニュートラルを保つことが出来ています。

この筋力バランスが乱れて、例えば、背中の筋肉が1で腹筋が弱くなり0.5になってしまうと背中側が強く引っ張ってしまうため反り腰になります。

つまり、腰部と腹部の筋肉のバランスが相互に崩れることで反り腰になってしまいます。

腰部と腹部の筋肉のバランスと同じことが、太ももの筋肉でも言えます。

太ももの前側にある大腿四頭筋と太ももの裏側にあるハムストリングスという筋肉は骨盤に付着しています。

そのため、太ももの筋肉のバランスが乱れると骨盤の傾きが乱れます。

骨盤の傾きが前方へ強くなる場合は、太ももは張りやすくなり、ハムストリングスの筋力が低下しています。

ハムストリングス(太ももの裏の筋肉)は、骨盤を後方に引っ張っている(後傾)ため、弱くなると後方に引っ張れなくなるため、前方に引っ張られ骨盤の傾きが強くなり腰の反りを強くします。

女性は、ヒールの高い靴を履くことが反り腰の原因となります。ヒールが高い靴は、つま先や足の前方に体重がかかりやすくなり、骨盤が前方に傾いていくため反り腰の原因になります。

反り腰にオススメな動作

反り腰の改善に一番大切なことは、背骨を丸められるようになることです。

自分で意識して背骨を反ったり丸めたりといった動きが出来るようになることが必要です。

反り腰は反りが強い状態なので、反り腰の方って背骨を丸めらない方ってすごく多いのです。また、今自分背骨が丸まっているのか反っているかを理解できていない方も多いです。

そのため、まずは以下のように背骨を丸めたり反らしたりする運動を行ってみて下さい。

まとめ

・反り腰は、骨盤から前方への傾きが強くなり腰椎の前弯が強くなっている状態

・反り腰は、体幹や太ももの筋肉バランスが乱れることが原因になる

・反り腰を治すためにまず行うことは、背骨を丸めたり反らしたりすること

反り腰は、適切な処置を行えば治るものです。

まずは、簡単な背骨を動か運動から行ってみてください!!

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