身体作りの要!!腸腰筋!!
リガッツつくば店の栗島です。
なぜ下腹の筋肉は衰えやすいのか?年齢とともに気になり始める下腹。筋肉が衰えやすいのにはいくつか理由があります。
腹筋の中でも特に下腹部の筋肉(腹直筋の下部や腹斜筋、腸腰筋)は、日常生活で使う機会が少ないため、他の筋肉よりも衰えやすいですし、歩いたり、立ったりする時には主に太ももや臀部の筋肉を使うため、下腹部の筋肉はあまり働かないことが多いです。
姿勢の影響
現代では長時間座ることが多く、座っている姿勢が猫背気味になりやすいです。
悪い姿勢は腹筋の働きを抑えてしまうため、特に下腹部の筋肉が使われずに弱くなりがちです。
また、姿勢の悪さは腰の反り(骨盤前傾)を引き起こしやすく、これも下腹部の筋肉を伸ばしたままにするため、筋肉が弱くなる原因となります。
加齢の影響
加齢に伴い筋肉量が全体的に減少しますが、特に腹部の筋肉は脂肪が蓄積しやすい部位であるため、衰えが顕著になります。さらに、代謝が低下することで脂肪がつきやすく、筋肉が使われにくい環境が加速します。
筋繊維のタイプ
腹筋は持久力に優れた遅筋繊維が多く含まれていますが、下腹部の筋肉は速筋繊維も混在しています。
速筋繊維は使わないと早く衰えやすいという特徴があり、下腹部の筋肉が衰えやすい理由の一つです
腸腰筋
腸腰筋は、図のように、左右の腰から太ももの付け根につながって付いているインナーマッスルです。
大腰筋、小腰筋、腸骨筋の3つの筋肉で構成されており、上半身と下半身を繋ぐ大切な役割があります。
腸腰筋には下半身を内側から引き上げる役割があります。衰えると体幹や腹筋をきちんと使うことができなくなり、猫背や反り腰などの乱れた姿勢に…。
その結果、下腹部がたるみ、ぽっこりお腹が定着してしまうのです。
腸腰筋を鍛えることで、姿勢が整い、体幹も強くなり、ボディラインの崩れを防ぐ効果が期待できます。
姿勢が整えば、日常の動きの中でも自然に腹筋を使えるようになるので、ぽっこりお腹の解消にも効果は高まります!
腸腰筋のエクササイズ
【膝上げエクササイズ】
今回ご紹介するエクササイズは下腹部に効果があるのはもちろん、普段から下腹部の筋肉を使いながら日常生活を行えるよう、体幹の筋肉も同時に鍛えるトレーニングです。
<やり方>
①うつ伏せの状態から腕を伸ばし、身体を前腕で支える姿勢を作る(プランク)
②下腹部の筋肉を使って膝を引き寄せる
③膝を引き寄せたところで1秒静止する
プランクの姿勢に戻る
20回~30回ほど繰り返す
【もも上げエクササイズ】
〈やり方〉
①足をこぶしひとつ分あけて開く
② かかとを少し上げた状態で、片方ずつ太ももを持ち上げる
③ももを上げると同時に腕もしっかり振る
④身体を反らさせない
⑤疲れても一定のリズムで行う
まとめ
リガッツつくば店ではミットエクササイズで楽しむながら腸腰筋を刺激することもできます(^^)
腸腰筋を鍛えて、ぽっこりお腹の解消には効果絶大ですので、ご興味あれば体験して下さいませ!