ダイエットを継続する為のコツとダイエットできないを克服する9つの習慣
リガッツつくばの栗島です。
夏の時期はダイエットをされる方が多くなる時期です。
ダイエットできない、続かない、どうしても痩せられない……と悩む人は少なくありません。
本日は、挫折の原因や継続できない人の特徴、成功のために知っておきたい知識、継続するコツについての投稿となります。
特に痩せにくくなる50代の方はポイントを抑えたダイエットが成功のカギです。
ダイエットできない!続かない理由・原因は?
ダイエットを始めるのは簡単でも、続けていくのは難しいもの。
「絶対痩せると思ってもダイエットが続かず諦めてしまう」「痩せたいのに痩せられない」という人は少なくありません。
今度こそダイエットを成功させるためにも、まずはダイエットが続かない理由や原因を知っておきましょう。
具体的な目標がない
具体的な目標がなく、「なんとなく痩せたい」と考えていると、ダイエットは続きにくいです。
例えば「カロリー計算をしていない→食べ過ぎてしまう」「理想の体型やなりたい自分がない→また今度でいいか、ダイエットを先延ばしにしてしまう」という状況に陥ってしまうことに。
目標がないと「2kg痩せたからあと、3kg痩せれば目標のマイナス5kgが達成できる!」といった目標の達成度合いも測れず、モチベーションが続かなくなってしまいます。
すぐに結果を出そうとしている
「短期間で痩せたい」「即痩せる方法が知りたい」「1週間で痩せたい」など、ダイエットに即効性を求める人も少なくありません。
しかし、ダイエットは数日行っただけでは結果は出ないもの。数日で数kg痩せるほどの無理なダイエットはリバウンドにつながり、体を壊してしまうリスクもあります。
ダイエット停滞期で挫折してしまった
ダイエット中に停滞期が訪れたことで、諦めてしまったという人も多いです。
ダイエット停滞期とは、ダイエット中に体重が落ちなくなってしまう時期のこと。
これは体の機能を一定に保とうとする「ホメオスタシス(恒常性)機能」によるもので、「1か月で5%以上の体重減少」や「ダイエット開始から1か月経過した頃」に見られやすいといいます。
ダイエット停滞期に入ると、努力しても体重が落ちなくなるため、つらくなってダイエットをやめてしまう人は多くいるといわれてます。
自分に合わない方法だった
体型・体質・性格・ライフスタイルなどは、一人ひとり大きく異なります。
そのため、他の人が痩せた方法だからといって、自分も痩せられるとは限りません。
ダイエット方法は、数えきれないほど存在しており、やり方や内容はさまざま。
自分に合ったダイエット方法を見つけることも大切です。
無理な食事制限・運動をしている
極端な食事制限や、ハードな運動など無理なダイエットは、続けるのが難しいため挫折につながりやすいです。
特に、厳しい食事制限をすると「空腹に耐えられない」「食欲を我慢できない」など大きなストレスになってしまいがち。
我慢のストレスの反動で、どか食いしてしまうケースもあります。
心や体に負荷の大きいダイエットは続けにくいため、無理をしないようにしましょう。
ダイエットできない・続かない人の特徴
・飽きっぽい
・人の誘いを断れない
・食べ過ぎが習慣化している
・完璧主義
飽きっぽい性格だと、ダイエットを継続することに飽きてしまったり、結果が出ないうちにすぐに別のダイエット方法に変えてしまったりします。
また、人の誘いを断れない性格だと、ついついその場のノリで食べたり飲んだりしまいがち。
「食欲を我慢できない・食べ物の誘惑に負けてしまう」という人は、食べ過ぎが習慣化している可能性があるでしょう。
完璧主義の人は、誘惑に負けてしまったときに必要以上に自分を責めてしまい、挫折につながります。
ダイエットできない人が知っておきたい3つの正しい知識
これまでと同じことを繰り返しているのでは、また同じ結果になってしまいます。
ダイエットを成功させるためには、ダイエットについての正しい知識を知っておくことも大切です。
①消費カロリーよりも摂取カロリーを少なくすれば痩せる
太るのは、摂取カロリーが消費カロリーを上回ってしまっているから。
つまり、消費カロリーよりも摂取カロリーを少なくすれば、減量できます。
人によっても1日のライフスタイルや活動量は異なるため、自分に合ったダイエット中の摂取カロリーを計算して、1日の摂取カロリーをコントロールしましょう。
②体重は「脂肪」だけでなく「水分」でも変動する
ダイエットでは、体重の確認のため毎日のように体重計に乗っているという人もいるようです。
しかし、毎日の体重増減に一喜一憂していると、「ダイエットしてるのに1kg増えてしまった」「がんばっているのに体重が落ちない」とダイエットがストレスになってしまうことも。
人間の体の約60%は水分が占めており、水分の取り過ぎでも体重は増加します。
ダイエットでは体重ばかりを気にしてしまいがちですが、脂肪を落とすにはそれよりも「体脂肪率」が重要です。
③50代女性のダイエットは簡単ではない!継続の意識を強くもつ!
50代前後で更年期太りを実感する人も少なくありません。
50代女性は基礎代謝の減少・筋肉量の減少・女性ホルモンの減少の影響で太りやすく、痩せにくい体になります。
「若い頃は運動や食事制限をすればすぐに痩せたのに」のように昔と比較せず、痩せにくくなっていることを自覚したうえで、長い目で見てコツコツダイエットを継続していきましょう。
ダイエットできないを克服!継続する9の習慣
①食べ方に工夫する
ダイエットのハードルになりがちな食事は無理な我慢を強いると反動で食べ過ぎてしまうリスクが高まるため、以下のように食べ方を工夫するのがおすすめです。
②食事の前に水分を取っておく
③よく噛んでゆっくり時間をかけて食べる
④一口で食べるを少なめにする
⑤食事は食物繊維→タンパク質→糖質の順番で食べる(ベジファースト)
⑥人工甘味料を避ける
「ゼロカロリー」「糖質ゼロ」といったことが書かれた食べ物・飲料の多くには人工甘味料が使われています。
カロリーを抑えるために人工甘味料を選んでいる人もいるかもしれませんが、人工甘味料は味覚を鈍くさせたり、依存性が指摘されているという情報もあります。
世界保健機関(WHO)も、非糖質系甘味料(アスパルテーム、アセスルファムK、サッカリン、スクラロース、ステビアなど)は体重管理には役立たないと発表。さらに、長期的な使用は2型糖尿病や心血管疾患、成人の死亡リスクの増加をもたらす可能性があると指摘しています。
⑦チートデイを設ける
ダイエット中の食事制限がつらいという人は、チートデイを設けるのがおすすめです。
チートデイとは、「食事制限をせず好きなものを食べていい日」のこと。ダイエット中のストレス発散ができる他、代謝アップや栄養状態が整う効果も期待できます。
⑧運動は時間にこだわらずスキマ時間を上手に活用
女性の方は仕事や家事、子どもや夫のこと、介護のことなど忙しくて運動のための時間が取れないこともあるでしょう。
「毎日30分運動しなければ意味がない」「筋トレを30回はやらないとダメ」など、無理な目標を立てると続けるのが困難になってしまいます。
運動は時間や回数にこだわらず、スキマ時間をうまく活用するのがおすすめ。
エレベーターやエスカレーターではなく階段を使う、最寄り駅の手前で降りて歩く、ウォーキングのときは大股で早歩きをするなど、日常生活の中での運動量を増やすのも効果的です。
まとめ
ダイエットは数日続けた程度では効果を感じられないため、長期間続ける必要があります。
挫折しないためには自分がなぜダイエットできないかを知って、原因に対処すると良いと思います。
50代女性の方などは、更年期の体の変化によって痩せにくい体になっています。
無理をせず、自分をいたわりながら楽しんで継続しやすいようにダイエットを続けていくことが大切です(^^)